オースチンヒーレー スプライト MK1

これは、あまりお勧めの出来ないかに目の修理例です。
やはり車は、良いレベルを購入するに限ります。

何処までできるか・・・・?
基本的には、確りしたものを仕上げるのが、一番良いに決まっているが、とりあえず、ここまでひどいものが再生できるかの挑戦。

インターネットを通じて、パーツ取りという、かに目と出会う、なんと書類付である。
どうしても欲しくて、電話で交渉をして直ぐに、神奈川へと向かう事に決めた。
翌朝2時に、飛び起き、積車に乗っていざ、神奈川・・・・・10時30分渋滞を乗り越えて、到着。

 

親切に道路まで河馬が口を開けたような姿で、カニ目が出してあった。
感激である。

・・・・・だいぶ土に返っていた。
 
 

期待したエンジンは、残念ながら、1275では無く、948ccであるが、それでも嬉しい。

積載車につんで、いざ帰宅。
適切なアドバイスを頂き、東名を避けて、中央道にて・・・正解であった。
幾度か、これどうするのでか??と聞かれたが・・・どうしよう??

午後7時に到着。

 
 
 

朝一番で、車両確認

 

もう一度河馬のあくび

前歯はボロボロ

配線は、引き直し必要

室内はフルノーマル程度上

リヤフェンダーは穴

サビサビサビ・・・・・・サビ


メニュー決まらず、とりあえずエンジンを降ろしてみる。


 


 


 

小物を外して・・・・下回りが腐ってウマをかける所が無い。
サビサビサビ・・・とにかくサビ


エンジン降りました。修理屋一号でなれているので速い、速い。

とにかくバラス。
解体あるのみ。


 


 


 

腐って形が無くなってしまったところがだいぶある。



 

手ではがれた塗装??
どうして??





 

 

一気にドンガラ状態

 

エンジンに取りかかり。


:

 
  エンジンを降ろす。スチームで綺麗に洗浄すると、エンジンは、綺麗である。  

オイルパン下も、固形になったオイル。
 

オイルでコテコテ・・・
だがしっかりしている。

ポートは多少削ってあるが、問題なし。

0.2インチ、オーバーサイズピストン・ライナー入り、またまたどうしてライナーが入っているのか?

クラッチは、ほぼ新品・・

粉を吹いている。すべてオーバーホール必要

 

 

  全バラ状態・・・まったく問題なし

 

組上げた腰下。
ニューペイントをしてシックに完成

 

同じく、組上げた、シリンダーヘッド

とりあえずエンジンは、完成。
ご苦労様でした。




ホークリフトで持ち上げて・・
・どう見ても解体。
スチームでサビ・油・ゴミ・
土・撤去

ついでにホークリフト
で高く持ち上げてみる
と空が見える。

 

空が見える・・・・・・・
よく見える。

 

リヤの足回り・サビサビ
・・・サビ

 

フロント・・とにかく汚い。
粗大ゴミ

足回りを、落としたら更なる
・・ゴミ

またまたサビサビの足回り。
 

内外装パーツ一式・・くさい。 
干して匂い取り後、洗浄・乾燥予定

 

 

ここから役に立つ機械。削て
・溶接、叩いて曲げて・・・・

ブラスターもフル稼動。
 実は、吸引モーターが
焼けてしまった。

暇見て・・??個人所有の
車のローターにスリッドを入
れている。

オーバーホール後、組み付けたフロントブレーキ周り

ブラスター後、赤く塗られた
コイルスプリング。

ドラムは、サビがひどく、ブラスターをかけたら薄くなってしまった。
    

 
  塗装を剥離したら、ブラックジャック状態。
大変な作業になってしまった。
ただ溶接がやたらうまい・・うますぎる。・・・がやり直し必要
 

ここも同じく、・・・・

ここも同じく・・・

リヤフェンダーを切って、中の、インナーの制作。・・・大変な作業

かわいいお尻だが、今は憎たらしい。 

とにかく大変な手作業

こちらは、綺麗に製作中。
パーツとしての設定はあるが、あまり信用できないので、手作業で作り直し。

オースチン・MGの最も痛む箇所

錆を撤去したところ

 

次の画像との比較をしてください。
 

腐ってなくなったところの制作。
 

こちらも同じく、完璧な再生。
 

空の見えていたフロア−

綺麗に張り替えた運転席フロア−

同じく助手席フロア−

 

助手席足元  張替え後シーラーを塗った状態   

 

 

最も腐りやすい所  こちらも綺麗に再生。   








 

 

 

めちゃくちゃなリヤフロア−も

 しっかりと作り直し 

 

 

 

デフを降ろす前の状態  仕上げ後の状態  ホイルハウスの仕上げ 

フレームの仕上げ途中

アルミパテで下地作り

綺麗に整ったみみ

  

さらにサフェ−サー前の下地作り

塗装待ちのエンジンルーム

フレームもしっかり完成

 

ドアの下地作り

ヒーターダクトの作り直し・完璧

 

 

足回りの、取り付けのため工場へ戻る。

移動用の台に載せ作業待ち

薄いクリーム色に塗られた室内。

足回りは、ほぼ完成

フロント完全オーバーホール。   完璧な下回り

土に返りかけた・・・やはり嬉しい。   いよいよ積み込み作業を経て、再度板金屋さんへ。
  完成後、誰のもとに、お嫁に行くのか????・・・・作業担当者は、きっと親心である。  

帰ってきました。

変な顔

完璧な仕上がり。

 
ブレーキ回りの取り付け ハンドル回りの配線  

エンジンとミッションのドッキング

エンジンの取り付け。

タンク取り付け


 
まだまだ先は長いが、とりあえず、エンジンが載って一安心。

久しぶりの更新・・・・・エンジンも火が入りほぼ完成。


室内も組み付け終了、若干部品待ち。



外観完成。



内張りの張替え



室内も完成。



フロントガラスの交換。



エンジンルームも完成。


 

この時点で、
京都の K・Mさんが購入決定。