AUSTIN HEALEY SPRITE の全塗装。


後姿。
 


前姿。


スチームをかけたらエンジ
ンルームは、非常に綺麗。


純正ハンドルも着いて、
ノーマル状態。
 


ばらし始めて気づく。???????
とにかく切り継ぎだらけ。
がしっかり切り継ぎしてある。


外装部品を取り外し、各部チェック


問題発生。左右ともドアが、規定の位置に収まらない。
 

配線は、引きなおしてあるがショートして、燃えている。
2回の全塗装をしているが、初回に、しっかりとした切り継ぎ、2回目は、その後の発生したさびを無視して、マスキングのみで、軽く塗装をしている。初回の切り継ぎを見ると、相当の作業をしたみたいだ。


 

このMkUをどう仕上げるか?

案 @フルノーマル。
案 Aレーサー風。
現在当社には、オースチンヒーレーMKTが2台(レース用と現在製作中のフルノーマル使用)MKVが1台(フルノーマル)そしてこのMKU・・・・やはり2台づつで、
レーサー風に決定。

ニュー

T、フードのFRP
U、トランクのFRP
V、アルミホイール
W、バケットシート
X、ロールバー
Y、足回り少々
Z、エンジン少々
             以上


ボディーのクラックの入った所を、剥離すると、パテ、パテ、パテ、

 


5〜7mmぐらいの、
すご〜〜いパテ

 


原因は、リヤフェンダーの、
切り継ぎが、あまりにも下手
な為、くぼんでしまっている。
素人もビックリ。


ドア下は、穴、穴、
 


せっかくのモールが、
無くなってしまっている。


フロアーは、やはり、錆錆錆。
 

画像の映し忘れ。
何台も一度に、取り掛かっているので、写したつもりが、撮っていなかった。

ドアの寸法違いは、前回のリヤフェンダーの修理時に、古い鉄板に、被せた為と思われる。

綺麗に収まったドア
錆びてなくなってしまったモールも綺麗に取り付け。

またまた画像が飛んでしまった。

 

とりあえず色も入り、組みつけのスタート。

この時点で、T・Hさん来店、即決にて購入決定。
メニューを相談して、作業の取り掛かりスタート。
まずは、エンジンオーバーホール。
フロント・リヤの、足回りの変更。
室内の仕上げ・バケット・ロールバー・4点シートベルト・・・
クラブマンレース風にオーダーあり。


その前に・・・・・・・・
                
早速、鎌倉へ走り、せっかく完成させるのだから欠品の無いように、スペア−カー(部品取り車)の購入。
ノンストップにてトンボ帰り。・・・・疲れた。

いよいよエンジンのオーバーホールと、エンジンルームの塗装のスタート。
ここは慣れたもので、一気に・・・やはり古い車、多少の不具合あり。










フルノーマルエンジン。










シリンダーブロックは、縦傷なしでしっかりしているが、欲を言えば、軽くホーニングを、やったほうがよさそうである。


分解清掃程度で、見る限りはよさそうである。


一番気になったのが、メタル関係であり、オイルクリアランスがうまく取れていなく、焼きつき気味である。




 

クラッチデスク等は、ほぼ新品の状態であった。
最終オーダー決定。
エンジンオーバーホールは、将来を考えて、腰下は、大容量オイルポンプと、ストリート用のカムシャフト、ホーニングとピストンの交換、クランクシャフト修正研磨、ウオーターポンプ及びサーモスタットなど水回りは交換。
足回りは、フロント・リヤとも、調整式のアブソーバーを取り付け、スプリングは、乗り心地を重視して、ノーマルで様子見。
外観は、バンパーレスで、左右バケットシート取り付け、4点式ロールバーと4点式シートベルトの安全重視。




 




 


シリンダーヘットのオーバーホールも終わり、タペットカバーと、シリンダーヘッドに塗装完了

いよいよ大詰めに入った、MkUエンジンの完成と積み込み。


エンジンの腰下もほぼ完成。


やはり気持ちいい。


仕上げOK


乗せ終えて、エンジン始動をしたが、いまいち調子が悪く。

 


キャブのオーバーホール決定。

 


足回りのオーバーホール


ショックの変更。


シートレールの作成。


ほぼ完成


残りは、フロントウインカーの手直しと、配線修理、・・・その他若干

 

完成
めちゃくちゃかこいい、スプライトMkUの出来上がり。
 

 



その後の姿。