.ルノーR8ゴルティーニ1300の整備依頼
お客様が、最近購入されたルノーR8ゴルティーニが調子が悪いとのことで、ご来店。
車両をチェックしてみると・・・・・・大きな作業になってしまった。


オイル消費大

シートステーの制作。

とりあえず車を上げて車両チェック。

ラジエターの水漏れ発見。

ブレーキの引きずり。

オイル漏れも、多い。

ミッション及び、エンジンのマウントも交換も必要。

タイヤも交換予定。
 
エンジンのコンプレッショんを測定したが、ばらつきも酷く、使用不可。
エンジンのオーバーホール決定。
パーツをチェックしながら、取り外す。
 

エンジン回りのパーツはほぼ取り外し完了。
 

新品と思われるキャブではあるが、加工がしてある?そのためフラップがガタガタである。

スロットルバルブのロッドがカットしてある??

ラジエターは、誇りで目が詰まってしまっている。

錆ではなさそうだが、どろどろの液が出てくる。

配線の燃えた後。
 

エンジン降りました。

すごい!!!

ものすごいスラッジの量。

ヘッドもカーボンでバルブが見えないぐらいである。

バルブも使用できるか?

腰下も、・・・完全オーバーホールになりそうである。

ライナーの交換が必要と思われる。

虫食い状態。

 

バルブも、ものすごいカーボーンである。

こちらも同じ。

減りすぎで、ぼろぼろである。

変磨耗

オイルパンの中は、・・・物がいっぱい?

ストレーナーにも?

リングの折れ。

ピストンのつぶれ??????

ピストンの割れ????
不思議がいっぱい???
過去のオーバーホールで組み間違え?
一通りチェックしてパーツの手配。

部品も入荷してきました。ライナーとピストン

エンジン、ミッションマウント

部品待ちの間に、塗装。

小物のをブラスターをかけて塗装。

再使用予定のパーツの洗浄。
ブロックをライナーの入れ替え、加工屋へ

加工待ちの間にブレーキ修理。

マスターのオーバーホール。

ブレーキパーツ入荷。
 

仕様不可のため交換。

キャリパーのオーバーホール。

パットは確り減っている。

パットの交換。

カムの加工も仕上がってきた。

 

パーツの洗浄。

一つ一つ洗浄しながら、パーツのチェック。

 

重量測定。

トランク内のパーツ取り外し。

はけ塗りで、色もバラバラ。

バッテリー下は、だいぶ粉を噴いている。

下地作り。

安全タンク入荷。

燃料計も入ってきた。

塗装されたトランクに、入れてみる。

引き続きエンジンパーツの洗浄。

洗浄のほぼ終わった、バルブ関係。

仕上がったブロック。

耐熱塗装をする。

面の修正後バルブをつける。

仕上がったクランクと、ビストンなど。

ヘッド完成。

腰下の組み付け。

 

 

ロッカーアームも完成。

 

エンジン完成。

内装の取り外し。

フロアーを少し研磨してみると、下から錆が・・・

塗装を研磨すると、FRPで修理した箇所も発見。

後部座席の下は、すごい状態になっている。

FRPの研磨。

ペダルの足元も、すごい錆である。

とりあえず、コツコツと錆取り作業。

最も酷いシート下の錆落とし。

マスキングをする。

ほぼ錆の撤去が終わる。

錆止め剤の塗装。

下地の噴きつけ。

フロアーの塗装。

シートレールの制作。

加工して取り付けてあった、シートレールを取り外し、新たに作り直す。

シートレールの制作。

仮組をしてみる。高さ調整。

助手席もシートレールの取り外し。

助手席も制作。

リヤを調整式にして、高さ調整。

左右とも位置決めOK

決まったところで、リヤを固定式に交換。
製作した、ステーの最終仕上げをして、塗装後、室内の組み付けして完成。

キャブのオーバーホールと、加工してあるパーツを元に戻す。

 

安全タンクの位置決め。

タンクの取り付けステーの作成。

コレクタータンクの取り付けステー作成。

ポンプ、コレクター、安全タンクと大体の位置決め完成。燃圧計とプレッシャーメーターが到着すれば、配管を引いて燃料関係は完成。

製作したタンクのステーに塗装。

加工して、レーシングキャップの取り付け。
燃料のセンサーも加工して取り付け。。

アールズのフィッティングで取り回し確認。

 

コレクタータンク・電磁ポンプx2・燃圧計・レギュレーターを配管する。

エンジンの積み込む前に、リヤタンクの取り外し。一寸厄介そうである。

リヤをそっくり降ろす。

タンクの燃料を抜く・・・・・

なんと水・・・バケツで受ける。
リヤタンクは使用していなかったのでガソリンの代わりに水を入れていたみたいだ??

やはり、水のために中は錆。

オイルでべたべたミッション回りの清掃。

マウントの交換。

ミッション側も交換。

バッテリー配線の引き直し。

エンジン・ミッション・足回りドッキング

積み込み。

 

細かなパーツの取り付け。

燃圧計と、プレッシャーの位置変更。

配管のやり直し。

オイルキャッチタンク。

燃圧計取り付け。


ブローバイの配管引き。

キャッチタンク取り付け。

エンジン回り完成。

タンク回り配置変更。

配線の引き直し。

燃料を入れて、組み付けた、パーツの作動確認。

ヘッドに疑問が残り、取り外し。再加工。

ピストンはチェック。
 

加工終了

ニュータイヤの装着。

もう一度組み付け。

バックランプ交換。

タコ足を、耐熱塗装後取り付け。始動

アイドリングで慣らしスタート。快調である。
排圧も確り有り、安定している。

新たに組んだ燃料系のチェック。

軽く走行も繰り返して、一端ストップ。
エンジン調整は後にして次の作業へ。

天張りの張替え。

天張り交換。
順調に、慣らしと、エンジン調整。
走行を繰り返す。
ここで追加作業が入る。
アブソーバーの交換。
シートベルトの交換。
チェンジレバーの角度変更。
アクセルペダルのがた修正。
 

シートベルと取り付けの為、シート撤去。

アブソーバー入荷

スプリングを加工して、ブラスター処理後塗装をして、アブソーバーの取り付け。

フロントが大変。スプリングのストッパーが確りしていない。

スプリングがずれないように、ストッパーを作る。

座りをよくするために、ウレタンブッシュを入れる。

確認OK

アブソーバーの取り付け。

シート裏のパネルの作り直し。

シートベルトの取り付け。
一通り出来たところで、足回りの調整後、再度慣らし運転及びエンジン調整に入る。
もともとがチューニングエンジンのため高回転型であり、低回転での走行が苦手みたいだ。
現在外気35度、エンジンルーム内は?とにかく暑い。
低回転での走行をスムーズにさせようとすると、だいぶ薄く設定する必要があり、・・・問題あり。
通常セッティングだと、低速走行で熱風を吸ってしまいかぶってしまう。
吸入空気は、エンジンルーム外からの取り入れに変更。

エアークリーナーの塗装。

ファンネルカット。

クリーナー取り付け。
ほぼエンジン調整完了。
お客様に慣らしをしていただき、慣らし終了後、再調整。